フジのカメラ開発の話を見てたら、CCフィルターがどうのこうのってでてきて、なつかしく感じました。ポジフィルムにCCフィルターのせて色補正指示、半泣きの思い出ですね。ところが今でもやってるのです。
←よくこの手の作品の撮影テクニックを質問されるのですが、この写真自体、ゼラチンフィルターを駆使してます。
銀っぽくみせるために、また肌色を作るために。
物撮りカメラマンとしては、銀の再現にこそ、妙味がありますね。
ステンレスの銀、アルミの銀、シルバーの銀、クロムメッキの銀、それらをどう色表現するのか、古くさいかもしれませんが、ポジフィルムとゼラチンフィルターをどう使いこなすかが、プロカメラマンの技術という時代がたしかにありましたね。
少なくとも僕は、いまだに、その技術で撮影してるのですが、それを踏まえた上でないと、気軽に撮影テクニック質問とかめちゃ迷惑。
僕自身、先輩方に気軽に教えてもらってたりしてるので、
それを返したい気持ちはある。気軽になんでも聞いてくれ!って思ってるんですけどね。
半泣きの覚悟あれば、アシスタントはとりますが・・・
東京にきて、最初の大きな仕事が六スタでの撮影だったのですが、米原=地方から上京してきたばかりのカメラマンって目線がなんとなくあったんですが、フェーズ ワンで撮影しましたけど、それにLBフィルターをかけてこうやったら、金属部分がより一層、リアルになるでしょって見せたら、まわりの目がかわったのを思い出しました。
米原敬太郎公式サイト→http://www.yoneharakeitaro.com/
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