ジュエリーデザイナーの杉山 憲太朗くんのお店、Engrave The Ancient (エングレイブ ジ エンシェント)がオープンしました。店名の由来は、太古を刻む という意味だそうです。
こちら!→東京都台東区東上野三丁目29-8 下谷神社西側
上野駅から徒歩すぐなので、お近くにいらした時は、のぞいてみてください。
いくつかのブランドといくつかの作風があるのだけど、僕がおもしろいなあとおもってるのは、手神ブランドという日本の妖怪をテーマにしたシルバージュエリーです。河童とか天狗とかの指輪もあるんですが、なによりも、手神というブランド名の由来になった、この写真の作品が、オリジナルでいいですね!
どんなジャンルでも、わりと求められることは、すでにあるなにかの焼き回しだったりすることも多いのですが、やっぱり、徹底的なオリジナルこそ、見てておもしろいし、結果的に、残るのは、それしかないんです。
そんな彼のお店には、オープン初日、閉店後に、ユンケル1ダースとたこ焼きをおみやげに、突撃してきました。(ついうっかり車におきっぱなしで渡せなかったけど)
日本語は、ホモサピエンス祖語に近いという説があって、詳細→
http://yoneharakeitaro.blogspot.jp/2013/08/y-dnad.html
その派生で、アニミズムは、ホモサピエンスが出アフリカする以前からもっていた固有の宗教という説もあるようです。そこらへんのあやしげなんだけど、謎めいた部分って、形式的に確率され、規格化された図像学にはない部分にあって、それを表現するには、やっぱり、カオスに近い造形の方が適切で、つまりは、こういう手神なんでしょうね。
今、個人的には、作品としては、TAROTと題して、タロットカード22枚に分類された人の心を撮ってるのですが、今年撮影しようと計画してるものは、残り4枚となりました。だいたい1年単位で、約10枚程度分の構想を練り、撮影し、そして仕上げるというのがバランスいいようです。来年は、新七つの大罪をテーマにしようと思ってます。七つの大罪
ってキリスト教からの発想なんですが、それゆえに、中世以来、芸術家のテーマとなってきたんですが、2008年に、ローマ法王庁が、新・七つの大罪を発表したんです。新!って、ゲームの新バージョンみたいなネーミングでいいですね。で、発表されたからには、創らなあかんでしょってことで。そして再来年は、神をテーマに踏み込んでみようと思ってたのですよ。神が人間を作ったのではなく、人間が神を作ったのなら僕も作ってみようかなと。ギリシャ神話が有名ですが、神という人間の似姿には、世界中の神話を見渡しても、いくつかの共通項に整理、分類できるようなんですね。アフリカ時代に、なんらかの雛形があったのかもです。できるだけ、形式化、規格化された姿ではなく、アニミズムに限りなく近い部分での謎めいたなにかの部分を解き明かしていきたいよなあ、と、そんなことを、手神のシルバーアクセサリーをみながら、杉山くんと語り明かしました。
公式サイト→http://www.yoneharakeitaro.com/
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