2012年12月17日月曜日

【アート】メトロポリタン展【見て来た】

こないだ上野で打ち合わせ後、ちょっと時間があったので、たまにはと、東京都美術館でやってるメトロポリタン展を見に行った。
展覧会評としては、メトロポリタン美術館の所蔵物をいろいろ持ってきましたってかんじ。とくにテーマがあるわけではないんだけど、僕にとっては、それがおもしろかった。

考えても見ると、多摩美時代は、本当によく美術館に見に行った。見るなら本物だろ!ってことで。しかし卒業後は、こういう西欧由来のアカデミズムなアートにほとんどふれずにきたよなあって。じゃあ、その後、なにを見て来たかなあって考えると、京芸時代は、メディアアート、とくに体験型とか? ジェームスタレル展はいまでも覚えているなあ。デザイン事務所に勤務してた頃は、ファインアートを見る余裕はなかった。それまで守備範囲外であった商業デザイン全般を必死に吸収しようとしてたんだと思う。フリーになってからの、京都時代は、なんだかんだで、京都の伝統的な神社仏閣庭園などの日本の美と、現実的な写真表現。東京に来てからは、主にファッションを中心に見てたような気がする。

そんなわけで、かつてよく見知ったつもりでいた西欧のアカデミズムな美術だけど、大人の都合を理解して、ゆっくりと見るのははじめてかもしれない。社会に出てからは、純粋なアート表現よりも、商業的な土台の上にたった表現にふれてばっかりだった気もする。


米原敬太郎公式サイト→http://www.yoneharakeitaro.com/

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