ポートレイト撮影大会

ブログをほったらかしにしてた間に、いろんなことを始めたりもしてたんですが、そのうちのひとつに、ポートレイト撮影大会があります。

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きっかけは、去年の１０月だったかな？毛皮のマリーのポスター撮影の時と打ち上げの両方で、若手俳優さんたちから、とにかく宣材写真で困ってるという話を聞き、力になりたいというところからこのようなイベントをすることになりました。 通常の広告写真の常識だと、ありえない金額なんですが、実はこれ、ランチェスターの法則ゆえに実現可能なんです。打ち上げ時に聞いた宣材写真の都内相場は、１００００円。そのような相場バランス抜きで、あくまで社内基準で、長く続けることのできる値段（身内価格ではないということ）で、できるだけ安くするためにはどうすればいいか考えたのですが、撮影の空いた日に、できるだけ多人数をまとめ撮りすれば実現可能だと計算して出した値段が３０００円です。つまりは通常の３倍のコストパフォーマンス。もちろんクォリティも同じく通常の３倍、合わせて１０倍差ですね。

撮影会社８８の活動方針は、ランチェスターの法則ですので、（覚えたての言葉を使いたいので、２回言ってみました）つまりは、まとめ撮りすれば１点１点撮るより、クォリティを安定させつつコストを抑えられるという考えです。

他店が１万円の理由は、１日あたり来るお客さんの人数から計算してるのでしょう。８８の場合は、ポートレイト撮影を通年営業してませんので、その分、通常の３倍、ご来店いただけたら、それで成立するんです。逆に、弊社にとっても、イベント時というランチェスターの法則を活かせる環境ゆえのコストパフォーマンスです。いわゆる割り切り撮影、割り切り価格、空いた日を埋めるというバーゲン特売日だということ、ご理解ください。

正直、けっして、ナンバー１もオンリー１も目指しません。目標は、普通になることです。つまりは、シェア８割を目指します！宣材写真の撮影をするってなった時、８８で撮影することが普通になるってことですね。そうなったら、通常店舗を構えて３６５日体制にもなり、お客さんにとっても都合がよくなるわけです。そんなかんじで、１ジャンルごと独占状態を作ってきたいですね！最終的には全撮影ジャンルで！

宣材写真っていってはいますが、白バックでのスタジオ撮影というくくりはありますが、ポートレイト全般とりますので、FBのプロフ写真用でもなんでもお気軽にお申し込みください。→mail@yoneharakeitaro.com

そして、実際にやってみての感想ですが、弊社が都内最安値の撮影会社宣言したことで、すべての他社は、クォリティでしか弊社と勝負できないという皮肉な結果になりました。クォリティ対決の土俵に、全撮影会社を引きずり出せた訳です。もちろん、仕事を決める上で、コストとクォリティ以外にも要素ってあります。有名カメラマンであるブランド性とか、営業努力とか。ブランド性というと、なんだかよくわかんなくなるのですが、つまりは、高く売る技術のことなんでしょうね。逆に僕は安く売る技術開発をします。また営業努力といえば、大阪で働いてた頃、バブル時代のゼネコン相手のえげつない営業自慢を聞かされたことを思い出しました。女を驕った話とか。そういう意味では、うちは、営業は一切しません。コストとクォリティだけで勝負するつもりでいたんですが、結果的に、クォリティだけで勝負すればいいってことに気づいて、なんだか気が楽になりました。しかし、このクォリティというものがおもしろくって、例えば、同じ人を撮った同じポートレイトでも、同じライティング、同じレンズとカメラ、そして同じカメラマンがほぼ同じ時間内に撮影してるのに、微妙な違いで、結果はぜんぜん違うんですね。ポートレイト撮影イベント以外にも、商品撮影イベント、１点のみ、撮影立ち会い必須とか、そういうことをやってってもおもしろいかもですね。こういうことを平気で書くのも、実は、弊社が、都内で唯一、安く売る技術を磨いてる撮影会社だからですね。安く売る技術の本質として、お客さまのために撮影してるという自覚があります。よく耳に入って来るんですが、ほとんどのクリエイティブな会社は高く売る技術を追求してます。だから高いんです。クリエイターのギャラ相場や権利を守るためのユニオンとは、同じ組織プレーでも、スタートラインが違うのでしょうね。なので、本当の意味での競合する撮影会社がないのでしょうね。しかし、ポートレイト専門店舗が、１日３０人撮影するとなると、年間１万人が来店します。ふと気づいたら、外部のギャラリーで個展を開く必要すらないことに気づきました。開き直った馬鹿は強いってことですね。徹底的にやってしまいます！そのためにも、次回ポートレイト大会もがんばります！目指せ！シェア８割！


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