時よとまれ、おまえは美しい
時よとまれ、おまえは美しい〜 なんて、一度は実生活の中で言ってみたいセリフですね。できたら、女性の瞳をみつめながら・・・。
残念ながら、女性ではなく、水の写真なんですが、水滴や水の流れほど、その一瞬が美しい被写体も少ないのではないでしょうか。身近にありながら、実は見たことのないってやつですね。撮影のポイントは、2点。ストロボで瞬間を止めるということと、フィルターワークです。
でも、特別な機材を使う必要はありません。ストロボはカメラに取り付けるタイプのものでできます。シャッタースピードをいくら早くしても、動いてるものは止まりません。太陽光で、1/8000で撮影したら止まるでしょうけど、室内じゃ無理です。じゃあ、ストロボを使えば必ずとまるかというとそうではないんですよね。ストロボの発光時間も、1/250くらいだったりします。1/250くらいだと、実はぶれるんです。最短発光速度ってのが必要になってきます。
フィルターワークに関してですが、これも難しく考える必要はありません。ビニールに油性マジックで色を塗れば、それでできるのですから。それをストロボの発光部にかぶせれば、完了です。もちろん、なくてもいいんですが、水って無色透明でしょ。だけど、ちょっと青っぽい方が水っぽいじゃないですか。もっといろんな色にしてみてもおもしろいかもですね。
この写真は、中堅電機メーカーのポスター用に撮影しました。実際に使われたのは、右肩上がりの水滴でした。選択理由は、右肩上がりで縁起がいいから、だそうです。僕としては、こっちの方が気に入ってたんだけどな〜
公式サイト→http://www.yoneharakeitaro.com/
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