午前、裁判、午後は、傍聴にきてくれた友人とお茶。夜は、板橋の奇祭があったので、厄よけかねて、いってきて、報告遅れました。
結果的には、15万円で和解。
裁判っていっても、このレベルだと、裁判官は、調停役ですね。昔話でいう庄屋さんポジション。いろいろ用意した証拠とかあんま関係ないかんじ。
和解拒否して、判決だったら、5万くらい?? っていわれました。逆に、不正使用で5万円の判決を残す方が、カメラマン業界にとって不利益になるという考え方もありました。
敵も、裁判で、著作権侵害をみとめる発言はしてたので、それをもとに、刑事訴訟しても、せいぜい書類送検。どうせ、不起訴。任意出頭すらないレベル。だそうです。民事でやってくれって内容だからでしょう。
最後に、裁判官に対して、僕が出した条件は、金なら1銭もいらない。ちゃんと僕に頭を下げて謝罪をすること。それができないなら、僕は本気で怒る。です。本気で怒る=弁護士さんに10万円払って、刑事訴状を書いてもらえば、どんな内容でも、タイーホまでは持ってけるそうですw 結果、不起訴だろうがなんだろうが、逮捕されたらマスコミにのります。判決聞かずに出て行こうかとも思いましたよ。
で、さすがにそうなると、被告も当然、ちゃんと謝って、15万円で和解。
実は、1月上旬の段階でちゃんと謝罪してたら、僕は、金一封=10万円って思ってました。結果的には、相手にとっては、裁判前より、裁判後の方が増えたって部分だけは、こだわりました。
被告側の証言の中に、自称カメラマン歴30年のベテランとかから、この内容なら2万円くらいですよ って書面をいっぱいかいてもらってるんですよ。それに対抗して、こっちも、この100万円くらいですって、書面を書いてもらおうとおもったんですが、そのベテランカメラマンを調査したら、写真じゃ食えなくて、今、レストランの厨房で働いてました。こんなの茶番なんで、こっちも茶番するんがあほらしくなって書いてもらうのやめました。
著作権侵害の内容や相手に関しては、一応、和解なんで、僕からは公表できないんでしょうけど、裁判=公開済みってことですので、傍聴にきてくれたみなさんの口に制限をかけることは誰にもできませんw ってのと、裁判前に、相手も、いろんな人に、相談してたでしょうし、こんなの2万円くらいっすって反論の書面が数通あったのですが、ってことはそれより多い10人以上に書いてくれってお願いしてて、それを断った数名はもちろんでしょうし、また擁護書面を書いてくらた数名がほんとに友達なら、それぞれが、お叱りをしてたはずです。被告にとって、本音で相談できる友人に叱られるってのは、僕が叱りつけるよりも精神的に痛かったでしょう。
和解したとはいえ、裁判した事実は事実なんで、被告が所属する業界団体に、ちゃんとしたルール作りしませんか、って提案します。もちろん、ルール作りに際して、法務上の相談も必要で、弁護士費用もかかってくるんでしょうけど、そんなの、今回、そのきっかけを作った、被告さんが負担したらいいんじゃないですかって、いってみるつもりです。
まとめると、被告にとっては、最初に謝っておけば、ぜんぜんいい結果だったってことですね。
僕自身はというと、金銭的な部分だけでいうと、裁判準備に丸数日潰しましたし、赤字もいいとこですが、いい経験でした。とくにいろんな人と裁判の話できたのは収穫でした。
恥ずかしながら、裁判直前は、仕事が手につかなかったので、報告はとりあえずここまで、詳細、また書きます。
公式サイト→http://www.yoneharakeitaro.com/
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