京都の人間と、それ以外の人の見分け方のひとつに、大文字をなんというか? ってのもあります。なぜかはわからないのですが、
外部の人は、大文字焼き、といいますね。
地元の人間は、大文字の送り火、もしくは、五山送り火、といいます。
大文字焼き、といわれると、違和感があって気持ち悪くて仕方ないです。口が悪い京都人は、京都には大文字焼きなんてものはありません、っていうのですが、実は、大文字焼きって別にあるのですよ。大文字山(如意ヶ岳)のふもとに、大判焼き屋があって、ふつ〜の大判焼きやのに、大文字焼きっていって売ってましたね。ぜんぜん関係ないですね。
しかし五山送り火といういい方も実は最近になってのもののはずです。昔は、っていっても大正時代くらいらしいのですが、その頃は、イの字だとか、一の字だとか、合計10個くらいあったそうです。今の大文字ほど、しっかりしたものではなく、松明を手にしただけとか、それくらいの小規模なものだったと、鞍馬の一歩手前、市原に住んでた先輩から聞いたような気がします。市原が、イの字だったかな?忘れた。
ビルがなかったら、御所からは、地表の高さからでも、全部見えるそうですね。
5つではなく、10個くらいあったら、もっと賑やかなかんじだったのかも。
普段の夜景の方がよっぽど明るい今と違って、電気のなかった昔なら、それはそれはすばらしい一大イベントだったのでしょうね。大都市単位でのインスタレーションですね。
公式サイト→http://www.yoneharakeitaro.com/
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