HDR写真
このようなカラフルな写真のことをHDR写真といいます。HDRとは、ハイダイナミックレンジの略で、ダイナミックレンジ(明暗比)が通常より高い画像処理のことを指します。最近では、ボタンひとつでHDR写真になる機能もあるようですが、HDR専用ソフトを使っておこなうのがベストです。そして、HDRソフトを使った場合、必ずしも、ダイナミックレンジ(明暗比)が通常より高い必要はなく・・・・・・長くなりそうなので完結にいいますと、記録よりも記憶、正確さよりも見た時の印象に近い写真表現に適してます。
時々HDRを教えて欲しいといわれたり、他の人が撮った写真のHDR仕上げだけを依頼されるのですが、いいよ、といっても当然ながら、簡単ではありません。だいたいみなさんあきらめてしまうことが多くて、残念に思ってました。じゃあ、どうして教えてもできなかったりするのかなって考えたのですが、HDRすれば写真はかっこよくなりますが、全ての写真がかっこよくなるわけではなく、どうしてHDRしたのに写真が上達しないのだろうと思って挫折するようです。やっぱり、応用する前に、基本的な写真技術の基礎中の基礎が必要なんですし、HDRを前提とした撮り方やライティングが必要なんです。
結局、HDRすればかっこよくなるわけではなく、かっこいい写真の最終的な仕上げ方のひとつでしかないってことなんでしょう。また、シャッターを切る時に、HDR後のイメージが見えてなければうまくいきっこないんです。
公式サイト→http://www.yoneharakeitaro.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿